皆さんこんにちは、こけけんです。
管楽器を吹いている皆さん!普段どんな練習をしているでしょうか?
楽器の練習ですから、楽器本体を使って実際に吹いて練習している人がほとんどだと思います。
と思いますよね?
実は、楽器を使わずにアンブシュアの練習ができる練習器があるんです!!
それが、「アンブシュア練習器P.E.T.E.」です!
P.E.T.E.ってなに?
P.E.T.E.は、アメリカの楽器メーカー(特に金管用マウスピースを作っている)WARBURTONが開発した金管奏者用のアンブシュア練習器です。
唇の周りの筋肉を集中的かつ効率的に鍛えられるとして、プロアマ問わず、非常に話題になっています。
高音域・安定感・持久力に悩んでいる人は是非使ってみてほしい一品です。
金管奏者用だけど木管奏者も使える!
この練習器は、金管楽器を吹く時の、アンブシュアの調節能力・持久力を鍛えるために開発されたものです。
ゆえに、この商品を一番オススメできるのは金管奏者です。
しかし、木管奏者にとってもいい練習器だと思います。
なぜなら、木管楽器も金管楽器も多少の違いはあれ、口周りの筋肉を使いますし、いい音を出すために、筋持久力をつけることはとっても重要だからです。
という人なら誰でもおすすめです!
僕のP.E.T.E.体験談
ぼく自身、高校時代の初めて出場するソロコンテストの1ヶ月前にこれを購入しました。
というのも、当時のぼくは高音域が苦手で、いくら楽器を使って練習してもなかなか綺麗な高音が出ませんでした。しかし、ソロコンで吹く曲は高音がたくさん出てくる…
ということで、コンテスト直前にP.E.T.E.を見つけて購入し、そこからこれを使った練習を毎日取り入れました。
すると、2週間位続けたところで、早速効果が出ました。なんと、ソロコン曲で出てくる高い音が普通に吹けるようになったのです!
そのおかげで、無事にソロコンを終えることができました!
その後もP.E.T.E.を使った練習を続けていったところ、引退する頃にはHiGくらいまでは難なく鳴らせるようになりました。
それくらいこいつの効果は絶大です…
使う上での注意点
非常に簡単に口の周りの筋肉を鍛えられるP.E.T.E.ですが、それゆえに注意も必要です。
- 無理しすぎない
- コンクールや演奏会の直前は使わない
1.無理しすぎない
使ってみればわかると思いますが、P.E.T.E.まじで疲れます!
普通に楽器を吹く何倍もの負荷がかかるので、慣れていなかったりやりすぎたりすると、口が壊れてしまう可能性があります。
スポーツでの筋トレと同じで、やりすぎはかえって害になってしまうので注意しましょう…
2.コンクールや演奏会の直前は使わない
「P.E.T.E.使えば使うほど効果が出る!たのしい!」となってしまいがちですが、重要な演奏の前(1週間前位)には使うのをやめて、コンディション調整をしましょう。
P.E.T.E.は口の筋トレ道具、つまり、疲れさせる道具です。
演奏する時に「疲れて吹けない…」となってしまっては元も子もないので、直前には使わないようにしましょう。
また、筋肉の疲労が完全に回復するには、時間がかかります。なるべく時間を空けるように(1週間位がいいと思います)しましょう。
ぼく自身も上記のようにしています。
まとめ
P.E.T.E.は非常に優秀な練習器具です!
高音域・音の安定感・持久力に悩んでいる人は是非使ってみてください!