この記事では、初心者の方がホルンを始めるために必要なものを解説していきます!
もくじ
必要なもの4点セット
①ホルン本体 重要度 ★★★★★
②手入れ用具 重要度 ★★★★★
③教本・楽譜 重要度 ★★★
④練習用具 重要度 ★★
では順番に見ていきましょう!
ホルン本体 ★★★★★
これがなければ始まらない!楽器本体ですね。
初心者向けの安いモデルなら6万円程度から、良いモデルになると50万100万…
ホルンは他の楽器に比べて構造が複雑なので、どうしても値段が高くなりがちです。その分買うとなったら慎重に選びたいですよね。
下の記事では、そんなホルンの選び方を解説しています!
まだ!
手入れ道具 ★★★★★
ホルン本体を手に入れたら、楽器を長持ちさせるために、必ず手入れ道具を手に入れましょう!
絶対ですよ!!!
楽器を大切にすることは、上達への近道です。
手入れ道具一覧
【絶対必要】
・ローターオイル、スピンドルオイル、レバーオイル
・スライドグリス
・スワブ
・クロス
【あったら便利、なくてもいい】
・ポリッシュ
・ブラスソープ
・ブラシ
ローターオイル、スピンドルオイル、レバーオイル
これらのオイルは、ロータリーの整備に必要なオイルです。
ローターオイルは、ローター表面の滑りを良くするオイル、スピンドルオイルは、ローターの軸の滑りを良くするオイル、レバーオイルはレバーの関節部分に使うオイルです。
それぞれ、粘度や成分が違うので気をつけましょう!
スライドグリス
チューニング管の滑りを良くするグリスです。
これを塗らないとチューニングするときに管が抜けなくてとても苦労することになります…(実体験)
リップクリームのようなスティックタイプのものと、ゲルタイプ(半液体)のものがありますが、個人的にはゲルタイプのほうが塗りムラがなくおすすめです。
スワブ
管楽器は息を吹き込んで演奏するという特性上、どうしても管内が結露します。
長時間、結露を放置してしまうとカビや腐食の原因になり、楽器を痛めてしまいます。
そうならないように、練習後には必ず管内にスワブを通して、水滴を取りましょう!
ただ、YAMAHAの青色のスワブは、水を吸わない素材でできていてあまりおすすめできないので、自分でガーゼなどを使って作ったほうが良いと思います!
もし買う場合は、楽器ごとにサイズが違うので注意してください。
(マウスピース用のスワブもあります!)
クロス
楽器を持つときは当然素手ですし、また、多少ツバやホコリが飛ぶこともあるでしょう。
それらの汚れを放置しておくと、くすみやサビの原因になり、楽器の寿命を縮めてしまいます。
それを防ぐために、練習後は手垢、ツバ、ホコリ等の汚れをクロスで拭きましょう!
YAMAHA等の楽器メーカが出しているクロスでも良いですし、大判のメガネ拭きや柔らかいタオルなどでもいいと思います。(かたいタオルなどは傷がついてしまう恐れがあるので気をつけてください)
ホルンの場合、入り組んだところが多いので、薄手のものが良いかも知れません。
補足:お手入れセットでも良いけど…
ここまで一つ一つ解説していますが、実はYAMAHAから、管楽器お手入れセットというのが売られていて、その中に一通りの必要なものは入っています。
初心者の方は「これをとりあえず買う。」でもいいんですが、「これ必要なくない??」というものもセットに含まれていて、僕はあんまりおすすめできないです…
でも、あって困るものではないので買っても全然問題ないですよ!
ポリッシュ
ポリッシュは、簡単に言うと、楽器のくすみ落としです。これをつかって楽器を拭くと、光沢が出て、見た目がいい感じになります。
ですが、使いすぎはだめです。というかぼくは使わないほうが良いと思っています。
というのも、ポリッシュって研磨剤なんです。
なので、これで楽器を拭くとたしかにくすみが落ちるんですが、同時に楽器の表面も削ってしまうんです。
なので、あまり使いすぎるとメッキが剥がれて楽器が逆に傷んでしまうことになりかねません。
それに、多少くすみが有ったほうが、使い込んでる感が出てかっこよくないですか!?
もしポリッシュ使いたい!という場合は、楽器の表面の素材によって、種類が違うので、注意してくださいね。
ブラスソープ・ブラシ
ブラスソープは楽器用の洗剤です。ブラシと組み合わせて使うことで威力を発揮します。
注意:ロータリー部分に水が入ると、拭き取るのが大変なので、水洗いはあまりおすすめしません。
教本・楽譜 ★★★
効果的に上達するには、自分のレベルにあった教本を選んで、練習しなくてはいけません。
でも、どれを選ぶのが自分に合っているのか選ぶのって、知識がないと難しいですよね?
下の記事では、そんな教本の選び方を解説しています!
練習用具 ★★
練習を手助けしてくれる小物類です!
練習用具
・チューナー、メトロノーム
・譜面台
チューナー・メトロノーム
チューナーとは、楽器から出る音の高さを正しく合わせるための道具です。これを使ってチューニングをします。
メトロノームは、一定のテンポで、音を出して、リズムを取ってくれるものですね。
おすすめはチューナとメトロノームが一体になったSEIKOのSTH200です!理由はその質の高さですね!
【SEIKO STH200のここがイイ!】
・メトロノームや基準音の音量が大きい(他社製品は小さすぎる)
・基準音の音色がよく、合わせやすい
・譜面台の下にクリップでつけれる
・長三度、短三度の音合わせができる
・かわいい
という感じで、ほかには無い機能があったり、不満が改善されていたり、かわいかったりといたれりつくせり!!!!!
超オススメします!
ぼくは、楽器始めたての時、KORGのTM-50というチューナーメトロノームを使っていましたが、音が小さくて使いづらかったです…
チューナーを買ったらマイクも買うべし
もっぱら一人で吹きます!という人はいらないんですが、楽団に所属したり、部活でやったりと言う場合には、チューナーマイクを買いましょう。
というのも、大人数で練習場を使う場合、自分の出す音が周りにかきけされて、チューナーが音を拾ってくれない!ということがよく起こります。ホルンの場合、ベルが後ろ向きなので、余計拾ってくれません…
そんなときに、楽器に直接クリップでつけれるチューナーマイクを使うことで、問題なくチューニングができます。(メーカー関係なくつけれます)
譜面台
その名の通り譜面を置く台です。
僕の認識では、「譜面台=壊れやすい=消耗品」という認識なので安いものでいいかなーと…
材質はアルミ製が軽くていいです。スチールとかにすると運ぶのが億劫になります。
まとめ
ということで、ホルンを始める上で必要なものの紹介でした!
それでは、良いホルンライフを!
No.16